はじめに

本日はこのテーマで記事を書いていきたいと思います。安定について考えてみた時に、類語としては無難・普通・バランスなどなどイメージが膨らんできます。そりゃあ、山あり山ありの波瀾万丈な人生よりも、一定の成果を収めつつ極力苦労することがない、失敗することがないことの方が精神的にも安定した状態であるとも感じます。

安定とは

かつて、僕もいち企業で勤めるいちビジネスマン(営業マン)だったときに、安定という言葉からイメージするのは、【業界の将来性】【ビジネスモデルの将来性】でした。いわゆる売れる商品なのか、今後伸びていく業界に属しているのか。という視点ですね!

25歳の時に起業してから、先ほど述べたように山あり山ありの働き方を行っていく上で、気づいたことがありました。それは、「安定というのは、自分自身が人間的にも成長し能力を身につける」ということかもしれない! ということです。

確かに、一般的には安定というと、【給料がもらえ続ける】【クビにならない会社に就職する】というようなイメージですが、自分自身で経営をしていくと、それらは本当の安定ではないと感じるようになります。

本当の安定

2020年から新型コロナウイルスによるパンデミックの発生から、企業の大小・業界の成長の流れに関わらず、発展する企業・転落する企業があらわになりました。これまで人気だった旅行業は今ではかなり苦しい状況となっています。

そうすると、先ほどあげた【給料がもらえ続ける】【クビにならない会社に就職する】というのは、誰も保証してくれるわけでもなく、自分自身が【稼ぎ続ける】【仕事を失わない能力や関係】を持つことができていない状態のことを不安定と定義するのが正しいのではないか。ということです。

安定を掴むためには

これからの時代は突如として現れた新型コロナウイルスやパンデミック発生など、誰も事前に想定することができなかった世界にあっという間に突入し、それまで描いていた3年後・5年後のイメージは大きく崩れ去ることになり、僕たちは先のことをイメージしながら歩むことの儚さも感じるようになってきました。

これからは時代の変化に合わせて、自分自身を変えていく。そんな人材である必要があります。それには自分自身を変える精神力や適応する能力が伴わなければ変えることができないのです。どんな時代になっても、その都度都度に最善となる選択と実行ができるように、新しい知識を蓄え、チャレンジできる好奇心と、一歩踏み出す力を身につけておく必要があるかもしれません!