僕は工業高校を卒業後、祖父が経営する電気通信工事業を行う会社へ就職をしました。そこではいわゆる【職人】と言われる職業に就き朝から陽が落ちるまで、電信柱を立てるための穴を掘り、3Mくらいの深さまで到達すれば電信柱を建てる。そして、その電信柱に登って電話の線を張ったり入れ替えたり。というような仕事です。

この3行ほどの中に電信柱というキーワードがたくさん出てきましたが、SEO対策ではありません

営業職のイメージ

さて、18歳から23歳まで5年間の電気通信工事を行なったのちに、異業種である営業職へ転職をしました。みなさんは【営業職】という職業へのイメージはいかがですか?

  • 売り込まないといけない
  • ノルマがあって、達成しないと怒られる
  • 欲しくないものを買わせる

そんなイメージをお持ちの方も少なくはないかと思いますが、営業職の中でも「何を販売するか」によって、同じ営業職であっても姿は大きく変わってきます。確かに上で述べたような側面が残る会社も未だあることは事実です。

コミュニケーション能力とは!?

僕は営業職が好きで、営業職こそ自分自身を成長させてくれた職業である。と思っています。勿論、コミュニケーション能力は必要最低限求められてきますが、「コミュニケーション能力」の要は聞く力、理解する力であると思っておりますので、お喋りをする力ではないことを先に定義しておきます。

営業職で身につけることができることBEST3

  • 人間力
  • 出会い
  • 自信

僕が思う営業職で身につけることができる(得ることができる)ものは上の3つです! もちろん、そのかたの働き方や姿勢に依存するところもあります。ではでは、一個ずつ解説していきます!

人間力について

ある程度のものは世の中に溢れていて、インターネットも普及したことから【ここでしか買えないもの】というのは少なくなりました。どこで買っても同じ品質のものを手にすることができて、同じ金額もしくはそれ以下の金額でインターネットで購入すれば翌日にはお家に届くようになりました。

そんな中、「どうして自分から買わないといけないのか」そんなことについて、営業職として働く人は一度は考えたことがあるでしょう。どこでも買える。同じ金額で他でも売られている。そんな中、自分自身から買っていただくためには、商品の説明が分かりやすいか。というものだけでは売れない時代になっているのです。

「どうせ買うなら○○さんから買いたい」そんな人間性を持っていなければ、売れない時代なのです。ゆえに、人から好かれる人はどんな人なのか。まずは自分がその人のために役に立つことはできないか。そんな付加価値があってこそ良き営業人材であるとも言えます。

出会い

営業職に就職してから、人が集まる場を求めて行動するようになりました。異業種交流会や経営者団体に出席して様々な人との出会いの中から、お役に立てそうな人との出会いを得るために出かけていきます。

ここ数年で(特にパンデミック)そんな出会いの場もなくなり、必要性も改めて考えさせられ、今後はまた違った価値観が生まれてくると思いますが、一旦はちょっと前の昔話として

僕たちの人生を良くしていくものは「いつ、どんな人と出会い、何を学ぶか。」が重要なことであることは事実です。仕事をとして出会いを得て、それにより自分の人生をもっと輝かせることが出来る。そんな職業の一つが営業職であると思っています。

自信

ネガティブシンキングな癖がついていたら、それが顔に現れてお客様になってくれそうな人の前で行うプレゼンテーションにも良くない影響が出てきます。自分に自信を持ち、商品やサービスに自信を持ち、落ち着いて話すことが重要な営業スキルとも言えます。そのためには「ポジティブシンキング」が欠かせないので、成功をイメージすること根拠のない自信を持つことが癖づくようになります。

やったことがないことでも、なんとなくできそうな気がする。出来た姿をイメージできる。そんな考え方が、これから皆さんが何かにトライするとき・一歩踏み出す時には必要になります。

以上、今日はキャリア教育をテーマに営業職について触れてみました! また次回をお楽しみに!