夢ややりたいことがないのはよくあること
「夢ややりたいことがない」
将来のことを考える機会、今後の進路や就職・転職を考える上でこのようなことを感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
私自身がなんとなく両親から言われるがまま勉強を頑張り、なんとなく世間の評判の良い会社に就職し、自分のやりたいことがないまま人生を送ってきました。
将来について自分で考えることほど難しいことはないと思っていたくらいです。
現代では一昔前に比べ夢ややりたいことを持つ方が少なくなったとも言われます。
なぜなら、日本は豊かな国ですし、
(国の経済規模を示すGDPの世界ランキングで日本は第3位です)
世の中が便利になりすぎたからです。
働き口はちゃんとあり、ある程度の収入があれば衣・食・住は満たされ、ちょっとした贅沢もできます。
だからこそそれ以上の欲を持つ方が少なくなりました。
人生を変えるきっかけは「出会い」
それは決して悪いことではありません。
そんな私は今は夢ややりたいことを持ち、それに向かって歩むことのできる人間になりました。
もちろん「今のままの生活ができればいいや」と思う方はそれも人生の選択としては正解です。
それを踏まえて、「夢ややりたいことを持ちたい」という方に向けて
私にどんなきっかけがあって、変わることができたのかお話ししていきます。
何が私を変えたのか一言で言うならばそれは「出会い」です。
(前の記事でじーくんも出会いの大切さに触れていました)
一番価値観が変わった出会いは「中小企業の経営者」との出会いでした。
特定のこの人というのはなく、たくさんの出会いによって変わったというイメージです。
私は大学を卒業し、世間の評判が良いことと両親が喜ぶということで地元の銀行へ就職をしました。
学生時代には両親に言われるがまま勉強を頑張っていたのですが、就職当時の自分の思考はこのような感じでした。
・教育にお金をかけられてきたから、中小企業なんかには行けない
・年収1,000万円のサラリーマンで人生勝ち組
正直銀行に就職した時点である程度安心していました(笑)
サラリーマンと経営者の違い
人生の価値観が変化したのはここからです。
私の就職した銀行は地方銀行でしたので、取引先は地場の中小企業がメインでした。
絶対に就職はしたくないと心の中で見下していた聞いたこともないような小規模の会社ばかりです。
銀行ではお客様の資産規模を全て閲覧することができるのですが、
おる経営者のデータを見てびっくりしました。
「この人中卒って言いよったよね?作業着で銀行来るような人なのに、めちゃくちゃお金持っとるやん・・・」(博多弁)
もちろんピンキリで、成功者は一握りだと思いますが、中小企業の経営者のイメージが180度変わりました。
・1,000万円以上稼いでいる経営者は意外と多い
・サラリーマンに比べて楽しそうに仕事をしている方が多い
・お金と時間があるのでいろいろな人生を楽しんでいて、話しているだけで面白い
とにかくキラキラしている魅力的な経営者がたくさんいたのです。
「経営者の方をお客様として仕事するの楽しい!」
こう思うようになり、銀行の仕事が楽しくて、やりがいのある仕事へと変化しました。
そこから自分の思考が変化し、
「俺も自分の道を自分で選んで、歩みたい」
将来が安泰と言われる銀行を退職する決断をしました。
人生を変えるのは紛れもなく出会いです。
夢ややりたいことがない方はたくさんの人と出会うことを意識してみてください。
どこかの集まりに所属する、たくさんの人と関われる会社に就職する、SNSを更新するなどなど日常の様々な場面から出会いが生まれます。
もし人と出会うこと自体がハードルが高いと思ったら・・・
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