新年おめでとうございます。一昨年、昨年とコロナ禍に突入してからは新しいことを始める年になり、この仕事人生の中でも最も働いた2年間であったと感じています。コロナ禍をいつ開けるかはわからないけれど、いつかはコロナ自体を今のように恐れることがなくなる時代が来る。そんなことを踏まえて「闇に包まれた期間」と表現することもありました。

そんなコロナ禍を僕たちはどのように過ごすかによって、コロナ明けの世界で明らかになるニューノーマルな世界で活躍できる人材であるかどうかが決まりそうな予感です。

ここから本題

さてさて、そんな時代に生きる僕たちですが、これまで人類がそれぞれの時代にそれぞれの求められる活動を行っていくわけなのですが、いつの時代もその活動が成功するか失敗するかは分からないのです。それを人は「点と点を線で繋げる」とも表現しており、様々なアクション(行動)を点とし、それが連鎖して成功への道筋となることを線としました。

しかし、人生の中で起こす様々な点は、その全てを意識的に(将来を見据えて)行っているわけでもなく、先を見据えた行動でないことの方が多いと思います。そんな無意識に打つアクション(行動)は、本当に成功への道筋(線)となるのか。そんなことについて本日はペンを走らせていこうかと思います。

逆算思考という考え方

世には逆算思考という、先の目標(ゴール)を設定して、その過程の中で成し遂げないといけないアクション(行動)を計画して目標を到達する方法論があります。例えば、10年後自分のお店を出したい。そんな目標を設定した場合、飲食店であれば自分の料理の腕を磨く、仕入れ先との関係を作る、店舗を設置する場所の物件を探す、などなど必要なアクション(行動)を考え、それらをいついつまでにという期日を設けることで、目標から逆算して行動し、目標の達成を目指すという手法です。

この考え方は直近(数ヶ月レベル)で目標を達成するためには効果的ですが、人生という大きな時間でみた時には「なかなか計画通りにいかない」というのが現実ですし、そこまでモチベーションを維持することも困難なことかと思います。

やりたいことが変わる

また、歳を重ねたり、その中で発生する情勢の変化などから自分自身の興味関心・時代のニーズ(需要)も変わってきて、自分のやりたかったことが変わったり、必要とされない時代に変化したりします。まさにコロナ禍では飲食店を開業したかった人も緊急事態宣言の発令に伴う休業要請や時短営業への対応など、飲食店の厳しい時代となった中ではその目標を諦めるもしくは新たに設計しなおすことが必須となります。

それでは僕たちはどんな考え方を身につけ、能力を磨く必要があるのか。ということですが、それは行動の基準を変えることで無意識に行ったアクション(行動)でも線にすることができると考えています。

それは、【やったことないことでもとりあえずやってみる。体験してみる】という考え方であったり、【人のためになることが楽しい!】などです。これらを行っておくと、自然と点と点が線に繋がって成長することができ、成功(目標達成)に近づくことができます。

是非是非、皆さんも2022年をどのように過ごし、自己実現を行っていくかを考えてみてください!