起業や転職など新しいステージに踏み出そうと考えるが、なかなか動き出せず、先延ばしにする内にいつの間にかその熱は冷め、またいつもの日常に戻っている。
私が20代前半の頃はこのルーティンが定期的にぐるぐる回っている状態でした。
これと似たような経験が誰にでも一度はあるのではないでしょうか。
本日は、なぜ先送りにしてしまうのかということについて考えてみようと思います。
コンフォートゾーンから抜け出す
心では「そうしたい」と思っているはずなのに、「自分にできるんだろうか…」「失敗したらどうしよう…」頭の中で、そんな声が聞こえてくる。
ただ、実際に一度やってみると恐れていたほどでもなかったな〜ということが私の場合はほとんどです。
なぜ人はやってもいないことに恐れを抱くのかというと、答えはシンプルに「知らないから」なんですよね。
当たり前のように聞こえますが、どうなるかわからない(知らない)ことに対してはある種の防衛本能が働き、変化することを嫌うというのが人間の本質だそうです。
この、変化せずにいられる、自分にとって居心地の良い場所や状態のことをコンフォートゾーンといったりします。大抵の場合は人が真に欲しいもの(夢や目標)はこのゾーンの外側にあるもので、それを手にするには知らない世界に挑戦する、言い換えれば恐れを乗り越える必要があります。
一度やってみると恐れていたほどでもなかった、というのは、知らないこと(結果)を知ったことで、自分が恐くてやりたくないものこそ挑戦することで恐れを乗り越えたという参考体験になり、コンフォートゾーンが広がったからです。そうすれば次に同じレベルのチャレンジに対しては恐さがなくなっているか減っていることでしょう。
恐くさせているのは頭の中
知らないものは先延ばしにしてもやっぱりわからない(知らない)ままなので、いつまでたっても恐れはなくなりません。それどころか頭の中では知らないことへの恐怖がいつの間にか増大していて、先送りにする負のルーティンを繰り返すことになってしまいます。
知らないことに挑戦して乗り越えた先がスタートであり、まだスタートもしていない内にもかかわらず、「勇気がない」「時間がない」「自信がない」と言って、できない理由を並べているのはそれこそ時間がもったいないですよね。
何事も、できない理由よりやれる方法を考え続けて、早めにトライすることが大事だよな〜と自戒も込めて思うのです。
恐くさせているのは頭の中!まずは行動!ですね。