子育てにおいて、子どもの習い事をどうするか?についてはかなり重要な問いではないでしょうか。

学習系の習い事は人気

習い事をそもそもさせるのか、させないのか。
自分がやって欲しいことをさせるのか、子どもがやりたいことをさせるのか。
などなど、様々な論点があると思います。

ついでに、今人気の習い事についても共有しておきます。
学研教育総合研究所が、2020年8月に実施した「小学生の日常生活・学習・新型コロナ対策の休校に関する調査」によると、

小学生男子に人気の習い事
1位:水泳
2位:受験のための塾
3位:英会話
4位:通信教育
5位:サッカー、フットサル

小学生女子に人気の習い事
1位:音楽教室
2位:水泳
3位:通信教育
4位:英会話
5位:受験のための塾

となっております。

男女に共通する項目として、受験のための塾、英会話、通信教育があり、勉強に関する項目が多いように見受けられます。

無理やり習い事をさせるべきか?

最近は、そもそも学校に無理して行かせる意味がない、大学には行かせる必要がないという親も多いことから、子どもに無理して勉強はさせなくてもいいという考え方も多くあります。

その中で、自分から進んで
「勉強したいから塾へいきたい!」
という子どもはそんなに多くはないと思います。

私自身は、母親の実家が自営で、お金に困っていた時期を経験していたこともあり、かなり教育には力を入れられていました。
小学校の頃は、公文、学習塾、ソフトボール、書道に習い事として通っていました。ソフトボールについては自分から行きたいと言って、習っていたのですが、勉強と書道については、親から「無理やり」行かされていた感覚でした。

結果、私は子どもの頃、勉強させてもらっていたから、今がありますし、お客様へお葉書やお手紙を送った際は「字が綺麗ですね」と言われ、嬉しい気持ちになります。

現代においては、子どもが嫌と言っても、親がさせたいことを習い事として選ぶのかは大変難しいです。
では、どうしたらいいのかというと、精神論になりますが「子どもに対する信念」を持つことです。信念というと堅い表現になりますが、「子どものためを想って、選択を促す」ことが重要です。

「この習い事は将来、絶対役に立つから、多少無理矢理にでもさせる必要がある」
「自由な人間になって欲しいから、やりたいことをやって欲しい」
などを考えてみましょう。

先ほども少しお話ししましたが、私は無理やり勉強させられていたからこそ、今は進んで仕事のための勉強をする習慣がついています。また、親がいかに自分のことを想って習い事をさせていたのかということもよく分かります。

習い事は子どもの人生において一つの大きな選択にはなります。愛を持って接することでどんな選択でも、子どもが大人になったときには「やってて正解だった」となるのではないでしょうか。