◼️頼み方が上手いと思った人
聞き手がわかるかどうかを想像せずに言葉を使うと、相手に理解されませんし、勘違いされりすることも。皆さんは「そんなつもりで言ってないのに…汗」と自分が発言した後の相手の方の反応のギャップに困ったことはないでしょうか。私は私生活の中でも、働く上でも、たくさんありました。
例えば、仕事をしていると、後輩、同期、先輩etc…に何かを頼まざる得ない場面が必ずあると思います。そこで、頼み方が上手な方って確実にいるなと思いました。(ここでは頼み方が上手い方とは相手が嫌な顔をしないように頼める人を上手い人と定義付けています。)
お互いに良い気持ちで、良い仕事をするにはどうすればいいのか。ものを頼むのが上手い方とそうでない方で何が決定的に違うのか私なりに考えました。その結果、相手の状況を想像して頼めているかどうかだと思いました。
私は仕事とは人間関係を形成する「伝え方」によって大きく左右されると思います。働く上で上司と部下、同僚同士、男性と女性……、様々なバリエーションがある中で、円滑なチーム運営、チームコミュニケーションをするための具体的なコミュニケーションのコツとはお互いが相手のことを想像する事だと思います。
例えば、みなさんは上司の趣味を知っているでしょうか。もし、部下としてそこまで知っていれば、上司と部下の関係はとてもいいはずです。それは上司とプライベートな話をするまでの関係性があり、上司が何を考えているのか想像したことがある証拠とも言えます。
◼️伝える時に意識していること
「自分の伝えたいことを正確に伝ていえよう」と張り切るあまり、情報量が多すぎたり、内容が難しくなってしまったりして、最終的に自分でも何が言いたいか話しながら分からなくなったって経験は、皆さんないでしょうか。汗
私は過去にたくさんありました…。笑
専門用語を使いすぎたり、回りくどい言い方をしてしまったり…。
「相手は前提知識を共有しているか?」「違う業界の人にも理解しやすいか?」ということにまで想像力を働かせれば、ぐっとわかりやすくなると言うことを、私は全然意識できていませんでした。
しかし私は、上司からのアドバイスを参考に「中学生でも理解できる内容」を基準として、話す時は特にこれに気をつけて私はコミュニケーションを、とるようにしてから「わかりやすい!」と言っていただくことが増えました。
◼️相手を想像するということは「空気を読むこと」
私自身、「空気を読む力」は、努力次第でどんどん鍛えることができると思っています。
なぜなら凡人極まりない私が、他人から「話方がわかりやすい人になったね」と今は少しづつ言ってもらえる事が増えたからです。
私は常に
「あの人にはどんな方法なら喜んでもらえるだろうか」「このお客様には、こんなサービスが喜ばれるかもしれない」そんなことを日々考える中で、空気を読む力を鍛える事を意識してきました。
先の未来が分からない中で空気を読むって難しいです。当たり前ですが生身の人間を相手にするコミュニケーションには、完璧なマニュアルや正解がありません。仕事でもプライベートでもそうですが、この人には喜んでもらえた行動が、別の人には全くハマらなかったと感じることも沢山ありました。また、同じ相手であっても、時と状況によって行動の結果は変わってくる時があります。そう言ったところでコミュニケーションは明確な答えがないからこそ、常に想像力を働かせて相手を思いやることが大切だと思います。
私自身、「聞き手は、その言葉を確実にわかるか?」と、聞き手のことをしっかりと想像しながら言葉を使うようにしています。
◼️自分軸ではなくて他人軸
チームでは、互いに褒めることも重要だと考えます。褒められると誰でもうれしいですが、私はどう褒めるかが大切だと考えます。私が相手を褒める際に特に気をつけているのが、自分が褒めたいところを褒めるのではなく、相手が褒めてほしいところを褒めることもポイントだと考えます。(嘘を褒めるはダメですが、ある程度相手のツボを押さえることは大事だとおもいます。)私の経験上これができた時は、より関係性を深められた気がします。
この人はどこを褒めれば、うれしくなるのか。そのポイントを押さえるには、相手のことをどれだけ想像できるかにかかっていると思います。すべては相手を想像することにかかっているのではないでしょうか。
◼️鍛え方
伝え方を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。伝え方は上手さはセンスでは無いと思います。(なぜなら私が少しではありますが克服できたからです。w)営業成績が飛び抜けていい先輩がこう言っていました。伝え方はセンスだと思っていたら、永遠に良くならず技術だからこそ、誰でも学べると。だからこそ、私は学びながら、普段から使いまくる事が重要だと思います。
では、どういうところで鍛えればいいのか。私がお薦めしたいのは、LINEです。笑笑
なんだLINEかよ、、と思うかもしれません。笑笑 しかしLINEのようなテキストは相手に表現する前に一旦考えてから、送ることができます。生活の中で相手を想像し、自分軸ではなく相手軸を意識してそれを何回も繰り返していけば、うまい伝え方は自然に身につくと思います。そうすれば、会話の中でも自然に使えるようになると思います。LINEという作業で一回考えて、技術を活かし反応をしっかりみる。そうした、コミュニケーションにおいても仮説を立てて検証し、結果を考察するの繰り返しを習慣としてしまえば伝える力を鍛えることができるのではないでしょうか。