スタートアップポップコーンの事業を行ってからか、「起業したい若者」と出会う数が多くなってきました。それは大学卒業後、新卒として入社してまだ2−3年しか経過していない25歳以下の子たちです。

若くして起業家を志す彼らは仕事に熱意を注いで、毎日毎日イヤイヤ仕事に向かっている大人に比べれば、仕事を楽しめていて、趣味と化しているような、そんなライフワークとして仕事ができているように見えて魅力的に感じます。

仕事ができる人と仕事をもらえる人

20代前半とはいえ、侮れないくらい仕事のスキルが高く、デジタルを活用した働き方が提供されるのであれば水を得た魚のように働き、アウトプット(成果物)のスピードも早く頼もしいのですが、勢いで起業して一番困ることは「仕事がない」ということです。

これは仕事をこなす力とは全く別の仕事を得る力が必要になるので、いくら仕事が早い人でも仕事がなければその能力を発揮できないので、起業しても苦しい期間が続いてしまいます。

なんとなく、仕事に慣れて、多くの量を効率的にこなせるようになってくると、他者と比べて仕事ができるので「独立してもやっていけるのではないか」そんな気持ちになってくるんですよね!

しかし、企業生存率であるように、ほとんどの会社が10年を経たずに倒産してしまい、そのほとんどの理由が資金ショートなのです。仕事が受注できずに赤字となり倒産してしまう。シンプルに伝えるとこんな感じかな?と思います。

仕事を得る力

逆にいうと仕事を受注出来さえすれば、自分自身に仕事をこなす能力がなかったとしても、外注すれば(他社にお金を払ってお願いすれば)その手数料で利益を上げれるだけでなく、お客様との関係性を握っていくことができるので、今後の追加発注なども自分自身に問い合わせが来るようになるので、経営として成り立ってくるのです。

どんな力が必要?

そんな話を前提に、仕事を得るためにはどんな力が必要なのか。という部分について最後に触れていきたいと思います! さまざまあると思いますが、まず第一に人間性ですね! 「この人と仕事したい」そう思わせる人間性があれば仕事も集まってくるし、倫理観が備わっている人は人に応援され、気に入られさまざまなプロジェクトに声がかかってくるようになると感じています。

次に行動力ですね! 頭で考えても、口で言葉に発しても、行動できない人がかなり多い世の中です。そんな中一歩踏み出せる、行動できる人は多くのチャンスを得ることができます!

仕事ができても、仕事がないとその能力を発揮できることはありませんが、仕事ができなくても、仕事を得ることができれば十分利益を得ることができるので、「自分にできることは何か」と考えるより、自分自身の身の周りの人脈や話題から起業を検討してみても良いかもしれませんね!