最近は、学校教育は不要という意見をちょこちょこ耳にします。
学生時代に勉強してきたことが実社会に出て役に立たないということでしょうか。
俺は学校に行かない!と明言している学生Youtuberもいるくらいです。
もはや学生ではないですが(笑)
今回は、学校教育は必要なのか?というテーマでお話しします。
様々な意見があると思いますが、私は必要だと思っています。
社会全体としての意見としても必要という意見が多数でしょう。
だからこそ、学校へ通うという文化があります。
学校教育が必要な一番の理由は、学力がその国の経済力を左右させるからだと考えています。
学力と年収は比例する
実際に、2022年2月の共同通信の記事によると、コロナ禍の学校閉鎖などによる学力低下で、生徒らが生涯を通じて得るはずだった収入が、世界全体で約2,000兆円にも上ると試算されているようです。
この話を聞くと「学歴の低い経営者で成功している人もいるよ」という声が聞こえてきそうですが、では彼らは本当に勉強をしていないのでしょうか?
答えは「No」です。
学歴の低い経営者でも成功している経営者は、今でもなお学生以上に勉強し、努力している方が多いです。
(学歴の低いという表現は好ましくないですが、ここでは相対的に見てという意味で使っています。)
どちらにせよ勉強は必要
この次に聞こえてくるのが「学校でする勉強とビジネスの勉強は違うのではないか?」という声ですが、おっしゃる通り、こちらに関しては全く違います。
しかし、関係ないからこそ「効率的に暗記するにはどうしたらいいか?」「この事柄の本質は何なのか?」などということが自然に身についていくのが学校教育の良さです。
ここで培った基礎が大人になって、何倍にもなって活きてくるのです。
少なくとも私自身はそうでした。
成功している方々こそ、皆、口を揃えて「若いうちにもっと勉強しておけばよかった、大人になって勉強するのは大変よ」とおっしゃいます。
ここから言えることは、社会に出てある程度の成果を出そうと思ったら、勉強は必須ということです。
学校での勉強が直接、社会に出て役に立つことは少ないかもしれないですが、社会人になってからの勉強の基礎に大きく役に立ちます。
スタートアップポップコーンではこれらを踏まえた上で、学校教育では気づきにくい、社会に出てから必要な能力をいち早く学べるプログラムを実施しています。
このプログラムを経験することで、子ども自身も学校教育の大切さを理解し、前向きになったという声もいただけています。
より多くの子供に明るい未来を届けるために私たちも日々精進していきます。