誰もが子どもの幸せを願っている

子どもを持つ親であれば、誰しもが子どもの幸せを一番に望んでいると思います。
一方で、子育てをしている中で、選択を間違えたのではないか?と思う場面も多々あるでしょう。
私の母も、過去に「あのときこうしていれば良かった」と後悔した選択がいくつもあったと言っていました。

子どもに幸せになってもらうために、まず考えるべきことは、子どもにとっての良い人生とは何か?を定義することから始まります。
「自分が親から受けてきた教育が良かったから同じような人生を歩んでもらいたい」
「自分が不自由な思いをしてきたから自分とは違う人生を歩んでもらいたい」
などというように、それぞれの意見がありますよね。

「出会い」にヒントがある

子どもにとっての良い人生とは、もちろん本人にしか分かりません。
親が良かれと思ってしたことでも、子どもにとってはいい迷惑だったということも当たり前にあります。
だからこそ、教育について悩んでいる方はとても多いです。

子ども自身が大人になるにつれ、やがて自身で理想の人生について考えるようになります。
大事なのは、その来たるべきときに、良い人生を迎えるような土台や選択の判断軸を持たせてあげることが親の役割だと思います。

このとき、私自身が個人的に一番大切だと思っているキーワードは「出会い」です。
親の教育やしつけも関係しますが、人生の大部分は「出会い」で決まると言っても過言ではありません。
子供の人生を自分が望むようにコントロールすることは難しいですが、道を踏み外さないようにする方法も「出会い」にあると考えています。

「出会い」は多少なりともコントロールすることができます。

例えば、有名な学習塾に通わせれば、優秀な人と出会えますし、都市の大学に行かせれば、地方の大学よりも出会いの数が必然的に多くなるので将来の可能性は広がるでしょう。

子ども自身が気づきを得られる環境づくりを

私も28歳ながらに人生を振り返ると、ターニングポイントでは必ず影響を与えてくれた方との出会いがありました。

少しだけ印象的な出会いをご紹介します。

小学校からお金をかけて地元では有名な学習塾に通わせてもらっていたことで、優秀な人に囲まれ、勉強に対しての意識が高くなりました。
新卒で銀行に入り、沢山の成功している経営者とお仕事をさせていただき、自分の人生感を見つめ直すきっかけになりました。
結果、スタートアップポップコーンの一員として、子どもたちに様々なことを伝えていきたいと思うようになりました。

特定の方との出会いもありますが、ここでは割愛します。

このように、私自身の人生は出会った方々によって変化し、形成されています。
子どもを思い通りに動かそうとするとうまくいきません。
しかし、子ども自身が気づきを得られるような環境を作る努力はできるのではないでしょうか。

すべての方に当てはまるというわけではもちろんないですが、私自身の経験を踏まえてお話しさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。